傷害保険
2007/07/26
美術の予備校ではカッターナイフで鉛筆を削ります。デッサン用の木炭も削ります。これに限らず、モチーフや作業机の出し入れなど、一般の勉強の予備校や塾に比べると、怪我をする危険性は高いといえます。事実毎年ごく限られた人数ではありますが、なんらかの事故で怪我をして病院に連れて行くことがあります。
そのほとんどは軽微なものですが、時にはモチーフの石膏像を保管している棚にぶつかって、衝撃で落下してきた像で頭を打ったり、壁に立てかけていた折りたたみ机が倒れて来て指を挟んだりと、ドキッとするようなことも起きます。
自分の行動が原因でなくても、登下校中などになんらかの事故に遭うかもしれません。そんな授業中や登下校時に起きる事故の補償する為、傷害保険に加入しています。毎年7月末に契約を更新するのですが、今年は今日、手続きと支払いを済ませました。
これまでの経験だと、自身の試験が近づいて精神的に焦ってきたり、入試直前の追い込みに時期に疲労の為に「つい、うっかり」やってしまうケースが多いようです。いくら保険が利くとは言え、怪我や事故がないのが一番です。特に制作しているときは、道具の基本的な扱い方を守って、緊張感を持って作業して欲しいと思います。
写真は、毎月指導に行っている「松戸女性洋画教室」で、昨日いただいた向日葵。
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