中学生クラス

2018年1月3日

中学生クラスは目的と経験別に3つの課題を行った。中学生1年生のクラ
スは陶芸体験講座。カルチャー教室の陶芸の先生に協力してもらって、湯
のみとテラコッタを制作。経験のある子も無い子も、どちらも上手に土と
対話しながら形を整えていた。先生も「上手ですね」と感心していた。
中学3年生のクラスは映像編集体験講座。1回目のこの日は鑑賞の授業。
ユーリ・ノルシュテインと川本喜八郎の作品を鑑賞する。セルアニメとは
違ったアート系のアニメーション作品に触れることが目的。自分の表現し
たいことはどのメディアを使えば良いのか、考えるきっかけを与えたい。
美術高校受験目的の中学3年生は、静物をモチーフにしたコラージュの授
業。様々な印刷物や布などの素材を画面に貼付けたり剥がしたりすること
で絵画空間を作っていく。写し描くことだけでなく、自分の印象をダイレ
クトに画面にぶつけることを実感できれば良いと思う。
「みんな一緒にデッサン」ならばクラス運営は楽だ。しかし、成長段階も
目的も違う子どもたちに、少しでも有意義な経験を積んでもらおうとする
と、どうしても手間がかかる。しかし、アトリエに通ってくる学生や親に
は、大きな期待感があると思う。それに出来る限り答えていきたい。
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このモチーフでコラージュを行っています。
どんな作品になるか、楽しみです。