綿布張込み
2009/12/21
冬期講習会も今日で第１タームが終わります。明日２２日はお休みで、２３日から多くの現役生を加えて第２タームが始まります。９月以降の新型インフルエンザによる学級閉鎖の影響で、いくつかの私立高校や公立の中学校で終業式の後に補習があるそうです。そのため、イレギュラーな受講になる学生もいますが、可能な限り対応していこうと思います。
制作の下準備は着々と進んでいます。今日は支持体となる綿布をパネルに貼り込みました。まずは、膠液１に対して重質炭酸カルシウム１、水１の割合で合成した接着剤をパネルの表面に均一になるように塗り、そこに綿布をかぶせます。
手のひらで綿布がパネルに密着するように布を伸ばしておいて、その上から同じ接着剤を塗ります。しばらくすると、だいたい５ミリから１センチほど縮みます。この前にあわてて固定すると布の収縮にパネルが負けて反りが起こったり、ひどい場合は破損します。この段階でしばらくおいて、布の収縮を待つのがポイントです。
収縮が収まった後に、側面に塗料を塗り。表面と同様に貼り込んでいきます。パネルの角は、キャンバスとは違う手法でまとめます。右の画像がその途中の様子。今日はこの後、裏面にも塗料を塗って綿布でパネル全体を包むところまでいけました。
今日の一枚。S&Bスパイスソース
