連休最終日
2006/05/07
連休最終日もアトリエに向かう。結局家族サービスは何もできなかった。
立場上、日頃どうしても仕事優先になり自分の作品づくりになかなか時間
が取れない。そんな僕にとって、5月の連休はまさに制作に没頭できる期
間。不平も言わず背中を押してくれる理解ある妻と娘に感謝だ。
前日の理事会の後、グラデーション部分には油彩でクリムソンレーキをグ
レーズして、この日の作業に備えていた。受験部が始まれば、一日描けて
2時間くらい。この1週間に比べると圧倒的に作業量が落ちる。この日の
うちに作品に目鼻を付けるべく、気合いを入れてアトリエに向かった。
まずはグラデーション部分のハッチング。今度はクリムソンレーキとホワ
イトを混色したピンクがかった色で中間調を作る。一通り終わったら今度
はホワイト単色で明部の諧調を作る。タッチが重なることによって、荒く
感じていたこれまでの作業の印象が多少緩和される。
結局グラデーション部分をどうにか完成させたところで、この日は力つき
る。この連休中、一日平均12時間以上はアトリエにこもっていたのでは
ないだろうか?搬入は5月22日。運送業者に作品を渡すのはもっと前だ
から、かなりタイトなスケジュールだ。ドキドキヒヤヒヤの日々は続く。
中央パネルのグラデーション部分。大分諧調が滑らかになってきた。
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