先週行った展覧会

2018年1月1日

先週水曜日にお邪魔した展覧会。

茂木秀夫展 −地の香(吸気・呼気)−
Gallery 風(銀座8-12-13)
新象作家協会会員の茂木さんの展覧会。新しく、研ぎ出しの技法に取り組んでいるとのこと。紹介した自分としては結構シンパシーを感じました。

鶴巻美智子展
ガレリア・グラフィカ bis(銀座6-13-4)
新象作家協会関東支部の支部長である鶴巻さんの展覧会。スタイリッシュな大画面に、自身の制作も気合いを入れ直さなければと思いました。

作山隆一展 誰が袖シリーズ
画廊るたん(銀座6-13-7)
新構造展の会員さん。小袖や振り袖をモチーフにした絵画作品。

西村沙由里展
ギャルリー志門(銀座6-13-7 新保ビル3F)
画廊企画での展覧会。「どこかで観たな〜?」と思ったら、作家は東北芸工大の卒業生で、大学のパンフレットに乗っていた人でした。入学当初から、「龍」をテーマに制作されているとのこと。銅版画とは思えない大作もあり、今年3月の都美術館での東北芸工大の卒業制作展と重ねあわせて、グループとしての勢いを感じました。
東北芸術工科大学美術科卒業生のビフォーとアフター
会場のパノラマ画像

東北芸工大では、大学として在学生、卒業生を画廊の企画展などに積極的に売り込んでいこうと言う意志を持っているようです。大学冬の時代を目の前に、いわゆるブランド校もあぐらをかいているわけにはいかなくなっているんじゃないでしょうか?

同時に、美術大学に送り出す我々予備校のあり方も本気で考えていかなければいけませんね。