第56回新象展
6月1日から9日の会期でおこなわれた「第56回新象展」。今回から企画展示室をもうけ様々なチャレンジをおこなっていきます。第1回目の今回は「現代美術において作品の大きさは重要な要素である」と題して、一般の公募団体では考えられないようなサイズの作品を会員から募り、展示しました。会場の様子は以下の通りです。
(左)吉田佑子さんのインスタレーションと(右)犬飼三千子さんの平面作品
(左)畠山容子さんのインスタレーションと(右)鶴巻美智子さんの作品
新象作家協会はこれまで「良い作家に参加してもらって良い展覧会を行う」という方向で活動していたと先輩方から伺いました。しかし、公募団体不人気の現在、会としての役割を「新しい作家および愛好家の発掘」にシフトしていくべきでは!?という声があちらこちらから上がってきています。その第一歩がこの企画展示です。発案者は青木さん。見切り発車のプランだった為、いろいろと実現までに紆余曲折がありましたが、「新象らしい展示」が実現できたのではないかと思っています。
次回57回展では今回と同じく青木さんと中部の鈴木さんの提案で「作品ができるまでーエスキースを拝見!」というテーマで企画展示を行います。「抽象絵画や現代美術はちょっと敷居が高いかな?」と感じている方に、制作プロセスを見ていただくことで、少しでも親近感を持ってもらえたら良いなと思っています。
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