寄稿依頼
今年で松戸市美術展も４０回目を迎える。この展覧会は、市民の表現活動
の発表の場として、年に一度のペースで松戸市教育委員会と松戸美術会が
共催してきたものだ。これだけの歴史を刻むことができたのは、先人の努
力と多くの方のご理解とお力添えによるのだろう。
「第３０回展」の時には、初めての試みとして記念図録を作った。それか
ら１０年という区切りを迎えた今回も、作ろうということになった。しか
し、行政の経営状況は極端にひっ迫しているということで、市側の予算は
ゼロ。全て会員たちの積み立て、自腹で出版することになった。
だからといって会員の作品だけを掲載するようでは、美術会の度量や市展
の意義も問われかねない。前回は会員と招待はカラー、一般は白黒という
分け方をしたが、印刷技術の進歩で今回は全１２８ページ、オールカラー
で出品者全員の作品を掲載しても、予算内に収まる。なんとかしよう！
その図録に、市長と教育長の挨拶文を寄稿していただくため、担当課に依
頼文を持っていった。文字数は８００字程度。締切は、会期が迫っている
こともあり５月２０日までにお願いした。顔写真もつけて図録の前文とし
て掲載される予定だ。市長、教育長、よろしくお願いします。