どろせん
2009/12/14
北海道の山崎先生のブログで、埼玉近代美術館で2010年に行われる「ドローイング1000枚プロジェクト(どろせん)」という活動を知りました。「大勢で、とにかく手を動かしていっぱいドローイングを描くことで、それまで気づかなかった自分の中に有るナニカを見つけよう」という主旨だそうです。
もう、プレイベントは終わってしまったようですが、そのフライヤーに懐かしい名前がありました。大学時代の1年先輩で埼玉大教授の小澤基弘さん。このイベントのインストラクターだそうです。なるほど、小澤さんらしいなと思いました。
大学時代、彼は毎日1枚ドローイングを仕上げることを日課にしていて、それを365枚、つまり1年分を並べる展覧会を毎年開催していました。ドローイングと言っても、線描きでサラッとしたものではなく、アクリル絵具やメディウム、木炭やチャコペンなど様々な素材を駆使した重厚なもので、当時から凄い人だなと思っていました。だから、フライヤーに有る「ふと、自分の描いたイメージを振り返るとき、まだ見ぬ自分に出会うことでしょう。」という言葉も、すんなりと入ってきました。
2010年のプロジェクトはどんなものになるのか、今度は見逃さないようにしたいと思います。
今日の一枚。カナダ産アスパラガス
スケッチブックを制作中の油彩の画面におとしてしまいました。
なんとか白で修正。おかげで全体にマチエルがついています。
ディスカッション
コメント一覧
iwasaki さん こんにちは。山崎正明です。
ブログでの紹介ありがとうございます。おかげさまで、ドローイングのお話も知ることが出来てよかったです。
1年ごとに展覧会ですか。おもしろそうです。