自学自習

2018年1月2日

2011/10/14
少子化が叫ばれる昨今、所定の欄に氏名さえ書ければ合格出来る大学は山ほどあります。美術系の大学でもしかり。そんな時代に我々予備校の存在意義はなんだろうと考え込んでしまいます。
マスコミの報道などでは、若年層の就職率の低さが話題に上りますが、様々な現場の話を聞いてみると、意外なことに人手は足らないとのことです。ただ、求める人材が来ないんだとか。ミスマッチということらしいです。
要は「使える人材がいない」ということなのです。では採用する人間の条件とは?と聞くと、おおむね1・体力がある。2・挨拶が出来る。3・指示待ちではなく、自分で考えようとする。という条件が返ってきます。
アートやデザインのスキルは当然持っているという前提でしょう。1や2は、それ自体ご家庭の教育感を反映したものでしょうから、どうしようもありません。しかし、3については我々も何らかのアクションが起こせるのか?なんて思っています。私が高校時代に何度も言い聞かされた「自学自習」。それがキーワードのになるかな?
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