展覧会周り
2007/05/27
日曜日は朝からいろんな展覧会を回りました。
最初に足を運んだのは千葉県立美術館で行われている「二科千葉支部展」。松戸の絵描き仲間が多数出品しています。会場に向かう途中、学童保育の関係で付き合いのあったお父さんとばったり出会いちょっとびっくりしました。何でもこの展覧会のジュニア部門にお子さんの作品が展示されていて、家族みんなで観に来たそうです。
次に向かったのは、上野の東京都美術館です。ここでは「旺玄展」と「女流画家協会展」を観ました。どちらの展覧会でも、地元で交流のある方々が賞を取られていて、なかなか刺激になりました。
そのあと、渋谷BunkamuraGalleryで「花村泰江展」。彼女は、家電製品や自動車など身近なものを木版、銅版、コラグラフと多彩な技法を駆使して、版画で表現している作家です。前回の個展の時は本人に会えなかったのですが、今回はお会いすることができて何年かぶりに言葉を交わしました。技法やテーマなど作品に関することだけでなく、今度小学校に上がるお子さんの話などで盛り上がるのは、やっぱりそれなりの年になったということでしょう。
最後は神宮前LAPNET SHIPでの「愛子と一郎のイケテルンバ」。以前、アトリエ新松戸で写真のワークショップをお願いした写真家の藤里一郎さんと、同じく写真家の中野愛子さんが、劇団「猫のホテル」所属の俳優池田鉄洋さんを被写体にとった作品の展覧会です。藤里さんはモノクロの、中野さんはカラーの作品をフレーム無しで直接壁面に貼付ける展示方法で、気取らないけれどどこか気品のある展覧会でした。
さすがにこれだけ、様々なジャンルの作品を一日で観て回ると、ちょっと頭の中は飽和状態でした。けれど、花村さんや藤里さんなど、久しぶりの人とお話しすることもできてうれしかったです。こういった人とのつながりが、次の仕事、制作への原動力になるのだと感じました。
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