学習発表会
この日は娘の通う小学校で学年の学習発表会。月曜日は自分の受け持ちの
クラスもないので午前中で仕事を切り上げ、自転車を飛ばして帰宅。昼食
をかき込んで会場の体育館に向かう。ギリギリ開始時間に滑り込んだつも
りだったが、すでに全体発表の歌と楽器演奏の終わるところだった。
その後は、個人研究の発表会。これは自分でテーマを決めて調べたことを、
模造紙に書いたり、リーフレットに仕立てたりして、各ブースで観客を集
めて発表するという形式。発表のテーマも、カラスの害への対策、イタイ
イタイ病、オゾン層破壊、酸性雨など幅広く、興味がそそられた。
とはいえまだ小学校５年生。資料の文字を間違えていたり、書いたはいい
が読み方がわからないなどといった点はご愛嬌。こういった形式に慣れて
いない親御さんの方も戸惑ってしまって、積極的に子どもたちの発表に関
われない場面もあり、その点少し残念だった。これは自分自身も反省。
こういった試みは、自分自身が小学校のころにはなかったものだが、先生
によるとここ数年増えてきているらしい。教えられて知識を貯えるだけで
なく、自分で調べ、そして発表することでコミュニケーション能力を磨く
という狙いがあるのだそうだ。なかなかすばらしい取り組みだと思った。