オープンキャンパス

2018年1月3日

朝の報道番組で大学のオープンキャンパスの話題が取り上げられていた。
柏の麗澤大学の場合、一泊二日の日程で現役学生との懇談会や模擬授業、
学食で3食ついて4,000円で参加できる。加えて大学紹介DVDや
自前や市販のの入試問題集などを参加者に無料で配布しているという。
千葉県は全国に先駆け来春の入試から全入時代に突入するという。麗澤大
学も差別化を図るのに必死だろう。また、名古屋産業大学では「愛・地球
博」の見学ツアーまでついている。しかも、大学から会場までの交通費や
入場料は無料。おかげで、地方からの参加者が大幅に増えたらしい。
国立大学も例外ではない。一橋大学では「学生によるキャンパスツアー」
など、学生の意見をどんどん取り入れているという。受験生にとって現役
学生の意見や作品というのは親しみやすいものだろう。どのような手段で
あれ、受験生に大学をアピールしていく事は必要不可欠な時代だ。
ただ、敷居を下げすぎるのは問題だ。入試や就職など人生の節目は、その
時の自分の立ち位置に気づく機会だ。そして、そこから突き抜けようとす
る衝動が学ぶ原動力になった。その気づきの機会をどうするか。我々も含
め安直に学生確保に走るのではなく、先を見据えて考えるべき時期だろう。

日記

Posted by hideta