茨城県立高校一般入試発表日
今日は茨城県立高校一般入試の合格発表日。取手松陽高校の芸術科を受験
した生徒の中で、推薦試験で結果が出なかった子どもたちにとっては、運
命の日。中には中学校の卒業式とかぶっている子もいた。芸術科というこ
とで、県を越えた越境入学を認められているからこそ起こる現象だろう。
僕自身は１５日から始まるカルチャー教室の展覧会に向けて、生徒さんか
らの出品作の受け取りやキャプション作り、そして東京芸大の２次試験を
迎えている大学受験のクラスのチェックなどで忙しく、気にはなっていた
が多少意識から離れていただろうか？そんなとき、電話が鳴った。
電話の主は、昨年９月から「美術高校受験クラス」で勉強してきた生徒の
親御さん。「先生お世話になりました。無事合格しました。」とお礼の言
葉をいただいた。発表の掲示板の近くからだろうか、近くにいた本人から
も、実際の試験でどうだったのか報告を受け、まずは胸を撫で下ろす。
その後、冬期講習会から通ってきていた生徒のお母さんからも合格の報告
が。合格の報告は、受験屋さんをやっていて一番うれしい瞬間だ。彼女た
ちには「推薦試験では不合格だったけど最後は合格した」ということを、
自信にして今後の生活に生かしてほしい。
