興味津々
2012/05/25
気温の乱高下はあるものの、青葉が目にまぶしいこの時期、アトリエ新松戸の受験部は、20日から22日の昼間部研修旅行も終わり、ちょっと一息といった時期です。夜間部生も、各高校の1学期の中間試験も終わったようで、みんな元気に制作に励んでいます。
青葉の季節は、夏に向けての準備期間でもあります。夏期講習会のパンフレットはそろそろその編集も佳境に入ってきました。今日は、表紙イメージをお願いした多摩美情報デザイン学科4年の高田さんに作品を持って来てもらって撮影を行いました。
具体的なイメージをお見せするのは、発送作業が行われる6月中旬まで待ってください。でも、夏らしいポップな仕上がりになりそうです。作者の高田さんはマスコミ関連の企業に就職も決まり、大学に送り出した我々としてもホッと胸をなで下ろしました。彼女の例などを見るにつけ、我々は小規模校ながら、就職や発表活動に関してOB達は頑張っているんじゃないかなと思います。
さて、撮影は空き教室でおこなったのですが、夜間部の学生の何人かは余程興味が引かれたらしく、授業中にも関わらず覗きに来ました。授業中に勝手に抜けるのは普通の予備校や塾だとNGでしょうが、実技の勉強をするところでは本人の意図によっては逆に奨励されます。特にアトリエではプロモーション活動のほとんどを自前で制作しているのでデザインやアートの現場に近い環境といえるでしょう。
最初は「出来る事は全部自分たちでやって少しでも経費を削ろう」というところからスタートしたのですが、その過程で得た様々なノウハウは受験指導にも活かされています。そして何より、自分たちの学び舎の中でプロフェッショナルの仕事に触れる事によって、「デザインやアートの現場ってこうなんだ〜」と感じてもらう事が、学生たちの成長のキッカケになるのではと思っています。
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