OB活躍中
2009/10/17
武蔵野美術大学のプロジェクトを紹介するサイト「旅するムサビプロジェクト」がとても活発に更新されています。広報担当はアトリエOBの高貫さんです。
今、美術教育の現場は授業時間減など、とても厳しい状況におかれているようです。授業数が減れば、費用対効果の原則で、美術教師が教諭、常勤講師から非常勤講師に切り替えられるかもしれません。ちなみに松戸市の小学校には、すでに専門の教育を受けた図工の専任教諭（専科というそうです）はいないそうです。
このままでは、小学校だけでなく、中学校や高校でも美術専門の先生がいなくなるかもしれません。日常的に美術的な観点から様々なアドバイスを受けることが出来なくなることは、子どもたちにとっては、大きな損失だと思います。
その状況に一石を投じようというプロジェクトのようです。学生主体の活動故、継続性という点では、これから考えていかなければならないようですが、とにかく自主的に動いている姿は、頼もしい限りです。年明けには松戸市内の中学校にも来てくれるようです。どんな活動になるか、今から楽しみです。
今日の一枚「あべどりの胸肉」
