水彩・デッサン教室代講

2018年1月3日

水曜日のカルチャー教室は「水彩・デッサン教室」です。担当のS先生は、受験部のデザイン工芸科主任でもあるので、夏期講習会は出ずっぱりで、とても夏休みをとる余裕はありませんでした。講習会も終わり、ようやく一段落したところで、家族サービスを兼ねて遅い夏休みを取られたので、この日は僕が教室を代講しました。
前回、代講したときは「カイワレ大根1パック」という、何とも難しいモチーフが用意されていて、指導しながら「これを絵にするのはとっても大変です。描けなかっても気にしないで下さい。で、クレームはS先生に…」などと冗談を言っていたました。そのことを気にしてか、今回はわりとスタンダードにお花がモチーフでした。
060830_01.jpg準備されていたのは「リンドウ」「オミナエシ」「チューベローズ」「グラジオラス」の4種類。それぞれを1輪か2輪ずつ、小さなガラス器に生けて配りました。日頃、直接指導することのない生徒さんとのやり取りは、やっぱり多少緊張しますが、その分、新鮮な気持ちで向き合うことが出来たかなと思います。
人によって内容は変わりましたが、主に「固有色の濃淡で陰影を表現しようとするのではなく、違った色味を使うことで立体感が際立ち、色彩も活き活きとしてくる」という点にしぼって指導しました。すぐに自分で出来なくても、色彩の持つ様々な効果を感じ取ってもらえればと思います。
にほんブログ村 美術ブログへ にほんブログ村 教育ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ