最新型iBook購入
今日は午後から「裸侍魂」開幕。今年は、映像作品を出品する学生が随分
増えた。彼らにとって、テレビから流れてくるCMやミュージッククリッ
プは、油絵なんかよりはるかに親しみやすい存在だろう。映像編集が格段
に手軽にできるようになったこともあり、この傾向は今後も続きそうだ。
映像学科の入試では絵コンテやイメージドローイング、作文などが課され
る。使うのは紙と鉛筆、せいぜい色鉛筆だ。手軽だからといってそれだけ
やっているのでは、鉛筆デッサンだけで油絵の完成を想像しているような
もの。実際に撮って編集する経験がなければ、机上の空論に過ぎない。
手軽になったとはいえ、デジタルビデオカメラと映像編集用のPCを個人
でそろえるとなると、それなりの出費になる。今までは、iMac(フラ
ワーパワー)を映像実習で使っていたが、スペック的にきつくなってきた。
スタッフとも相談して、最新型のiBookを2台購入することになった。
お昼過ぎからセットアップ。夕方には使えるようになった。早速iMac
待ちだった学生のクレイアニメ作りに借り出される。作品としての完成度
はともかく、何とか形になってしまうのだから最近のソフトは凄い。今後
は「作って満足」から作品として納得できるクオリティーを目指させたい。
DVカメラとMac、iLifeがあれば、簡単に映像編集が出来ます。
そんな時代だからこそ、コンピューターのスキルよりも発想力や造形力を
鍛えることが大切です。
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