学童忘年会
娘の通う学童保育所では、毎年父母会主催の忘年会が行われる。みんなで
手料理とお酒を持ち込んで、こどもたちと一緒に（当然こどもはノンアル
コール！）１年の労をねぎらう。気安い仲間での宴会だ。羽目を外したり、
いろんなことが起こる。時に本当にまじめな話になる事もある。
宴も終盤に差し掛かる頃、話題は多人数問題へ。うちの学童を運営するＮ
ＰＯ法人では、これまで希望児童全員受入を掲げてきたのだが、ついに入
所制限を設けるとの通達が来た。うちは退所率が低い事もあり、来年度は
８０人超が入所を希望している。これでは、安全確保が難しいというのだ。
と同時に財務基盤安定のため、途中退所はさけてほしいとの依頼文書もま
わってきた。他の学童の中には退所率が高いところもあり、このままでは
赤字が出るというのだ。ダブルスタンダード！退所対象になる高学年の親
から不満が噴出。辞めさせたいのか、させたくないのか、どっちやねん！
２２日にはＮＰＯの理事を交えた父母総会がある。その席で「目先の収支
も大切だが、法人としていかに顧客と社会に利益を還元していくか、その
ビジョンを示してほしい」「顧客満足度の高い学童のノウハウを財産とし
て、事業基盤をしっかりと整えてほしい」といった事を伝えようと思う。